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フローリングを剥がさずに新品にする?「上貼り」と「張替え」の決定的な違い

家の床が傷んできたとき、真っ先に思い浮かぶのが床の工事。
実はこれ、古い床を全部剥がして新しくするだけではない方法があります。

それが「上貼り」と呼ばれる、既存の床の上に新しい床材を重ねて貼る工法。これに対して、古い床材を一度きれいに剥がしてから新しくするのが「張替え」です。

上貼りの最大のメリットは、何と言っても工事のスピードとコストの削減。床を剥がすための大掛かりな解体作業がないため、廃材がほとんど出ません。

ゴミの処分費用がかからない分、費用をグッと抑えることができるわけです。
一般的な6畳一間の部屋であれば、早ければ1日で作業が終わることも珍しくありません。

ただし、上貼りを行うと床の厚みがその分だけ増してしまいます。
だいたい3ミリから12ミリほど床が高くなるため、ドアの開閉に干渉しないか確認が必須。ドアの下部を少し削るような調整加工が必要になるケースも出てきます。

また、床の下地自体が腐っている場合は、上貼りをしても根本的な解決になりません。
その場合は、迷わず「張替え」を選んで床下の状態を直すのが職人の鉄則です。

張替えは、床を一度まっさらにするので、下地の傷みやシロアリの被害も完全にチェック可能。
根太と呼ばれる床を支える木材の補強も同時にできるため、家の寿命を延ばせます。

費用や工期は上貼りの約2倍かかりますが、築年数が経っている家にはこちらがおすすめ。
床がベコベコ動くようなら張替え、表面の傷だけなら上貼りと、現場で判断しています。

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