リフォームの現場で、部屋の壁や天井をすべて取り払ってしまうことがあります。
柱や梁といった、建物を支える骨組みだけを残して丸裸にするのが「スケルトン解体」です。
まるで新築のように間取りをゼロから作り直す、フルリフォームの最初に行われます。
この工事が始まると、現場は一気にダイナミックな空間へと姿を変えていく。
手順としては、まず窓ガラスやドアなどの建具、そしてキッチンなどの設備を外します。次に、壁のクロスを剥がし、石膏ボードと呼ばれる壁の下地をバールで崩していきます。
このとき、ただ壊せばいいわけではなく、残すベニヤや柱を傷つけない繊細さが必要です。
「ここはバールを入れて大丈夫」「ここは手作業で慎重に」と、常に頭を使います。
壁がなくなると、次は天井や床を剥がす作業へと移る。
天井の裏には電気の配線や換気扇のダクトが複雑に張り巡らされています。
これらを誤って切断しないよう、一本ずつ確認しながら丁寧に解体を進めていき、最後に床材を剥がし、完全に構造体だけの状態になったらスケルトン解体の完了です。
この状態にすると、普段は見えない基礎のひび割れや、雨漏りの跡がはっきりと見えてくる。
傷んだ土台を補強し、断熱材を隙間なく詰め直すことで、家の性能を新車のように引き上げます。
古い建物をあえて骨組みだけにするのは、次の50年を安心して暮らすための重要なプロセス。
家が生まれ変わる瞬間に立ち会える、非常にやりがいのあるエキサイティングな仕事です。
草加市にお住まいで、ブランクがある方も大歓迎です。優しい先輩たちが丁寧にフォローします。